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カリフォルニア州税の確定申告について

のびた(ゲスト)

初めて投稿します。
J-1で昨年10月から留学中で(大学での基礎研究)、シングル、日本からの給与しか収入がありません。Federal tax returnは1040-NR-EZで申告するつもりで作成終了しました。1042Sが大学から発行され、1099は銀行から発行されていません。
現在540-NR long formの作成中なのですが、行き詰まってしまい、助けてください。

① W-2が届かなかったかわりに592Bが届きました。大学に確認しましたが私はこれでいいそうです。W-2をカリフォルニア州税の確定申告に添付しなければならないのですが、592Bだけでいいのでしょうか?また、W-2が無い人は、なぜ無いのかの理由をForm FTB3525で作りなさいということがインストラクションに書いてあったのですが、私の場合このFTB3525を作る必要があるでしょうか?
② W-2のBox...に記載の金額を書けという欄が540NRに何カ所かあるのですが、私はW-2が無いので0を記載すればいいのでしょうか?
③ 昨年はnon-residentなので、日本の収入は書かなくていいでしょうか?インストラクションにはすべて書くような指示になっていますが、実際それを証明する書類もないので2年間は書かなくてもいいのでしょうか。
④ 私はソフトウエアで自動的に1040NR-EZが作成されてしまい、1040NRの書類のline...を書きなさいというところが1040NR-EZではナンバーが一致しないので書けません。1040NRを自力で作成してみなければならないでしょうか?

なにしろ初めての経験で、右往左往しています。よろしくお願いします。

Kay 2012/03/06(火) - 08:56

大学でCintaxというsoftwareを教えてくれるので、それにしたがって作成したらFederalはいけると思います。Stateのほうは、もちろんStateによって違うので、cintaxでは対応できません。一番いいのは大学のInternational Student & Scholar Officeに行って、J1-VISAの税金に対応できる税理士を教えてもらうことです。たいてい大学の近くのH&R BlockにJ1専門の人がいると思います。それでもいなかったら、インターネット上でJ1の書類作成できる税理士に頼むといいと思います。H&R Blockも税理士も、自力でやるよりは高いですが、心の平穏が一番です。

F Fries 2012/03/06(火) - 12:12

Kayさんもコメントされているように、J-1をよく知っている人に相談することが大切です。普通のH&R Blockや税理士はJ-1のことは知りません。TurboTaxもJ-1とは相性がよくありません。(昔、日本語の通じる税理士を探して依頼したら、高いお金を払って間違ったリターンを作成されてしまい、不必要に多額の税金を払うはめになりました。そのことに気づいたのは、何年もたってからでした。その人は、普通の企業の海外駐在員のリターンが専門でした。今から思い出しても腹が立ちます。)大学によってはInternational office主催のタックスセミナーをやるところもあります。のびたさんの大学でそのようなサポートがない場合は、地元の留学生のフォーラムなどを通じて、留学生向けタックスセミナーをやる大学のセミナーに参加できないか調べる、あるいはそこの大学に在籍する知人に不明な点を質問してもらうなどの方法が考えられます。しつこいようですが、J-1の経験のない人には絶対依頼しないことです。

のびた(ゲスト) 2012/03/06(火) - 16:02

早速のたくさんのコメントありがとうございます!
大学でのTax workshopには参加しました。そこで教えてもらった大学の推奨するサイト(Glacier)でFederal tax returnは作成できました(まだ送っていません)。でも私の回答のとおりだと勝手に1041NR-EZが作成されてしまうので(やり直してみましたがやはり1040NR-EZしかできない)540NR long formのline番号の指示記載が一致せず、わけがわかりません。
workshopの内容はやはり一般的な留学生を対象にした話だったので、私のようなsituationでの話は出ませんでした。workshopの途中では質問はたくさん出て(個人ごとに状況が違うため)結局個別に聞きに行った方がいい感じがしました。でもそのワークショップの場では私は話について行けず、質問できませんでした。同じ大学の日本人の友人たちに聞いてみたのですが、みんなW-2をもらっているのでわからないと言われ、メールで大学のTax cordinatorに聞いてみても”私はコンサルタントではないから答えられない”と言われ、the Franchise Tax Board hotlineに聞いてくれと言われました。私のリスニング力と税金の専門用語など、書類を見ているだけでもチンプンカンプンなので、電話するのを躊躇しています。結局わからないのではないかと。メールや文書だったら辞書を引き引き、なんとかできるかなと思っているのですが。それかカリフォルニア州税のweb siteをくまなく読むか。。。
それでいろいろネットで検索していたところ、このサイトを見つけ、投稿した次第です。どなたか私の様なsituationや経験をされた方がいるかな、と思いました。
税理士さんに相談するのも、なんか本末転倒のような、、、税金を少なく払うためだとはいえ(おそらくJ-1の最初の2年間はほとんど税金を払わなくてよいと聞いたので)、税理士さんに多額のお金を払うのは。ちなみに税理士さんっていくらかかるものなのでしょうか?相談だけとか書類作成までとか、いろいろ金額があるのでしょうか。とにかくお金がないので、税金も不必要には払いたくないし、そのためにはなるべく自分でできることは自分でやりたいです。
まだ書類提出期限までに時間があるので、もっと勉強してからhotlineに電話するなりした方がいいですね。
Kayさん、F Friesさん、迅速に親切に回答してくださりありがとうございました。

F Fries 2012/03/06(火) - 16:16

大学のワークショップの講師の連絡先を教えてもらって、直接相談するとお金がかかるのかどうか、尋ねてみられてはどうでしょう?ずいぶん昔のことですが、わたしはInternational Officeのワークショップの講師にタックスリターンをやってもらっていました。その方はCPAではなかったので、値段は高くなかったです。
Science誌のサイト(www.sciencemag.org)のキャリアフォーラムで、ときどきポスドク・留学生の税金の話題が出ていることがあります。以前はそこにJ-1専門のtax adviserの連絡先が載っていました。(何年も前のことなので、今、検索しても出てくるかどうかはわかりません。)

のびた(ゲスト) 2012/03/06(火) - 18:04

早速のお返事ありがとうございます。
すみません、CPAってなんですか???
そういうことからしてわからない状態なので、相談なんてとても恐ろしくてできないと思っています。
相談に行って(または電話でも)いろいろ知らない単語をたくさん使われるかと思うと、パニッックになります。

ポピー 2012/03/06(火) - 21:40

タックスリターンでのそのパニック感、私も経験があるのでお気持ち察します。

でも、研究留学生のタックスリターンはとても特異・複雑なので、のびたさんの書き込みからでは情報不足で的確な答えは出せないのではと思われます。ごめんなさい。

CPAはCertified Public Accountant、公認会計士のことです。あとはTax Preparerのライセンスを持っている人もいます(腕・知識は千差万別)。

大抵は、このフォームなら○○ドルといった料金体系になっていて、フォームの数・種類によって総料金が違ってきます。

CPAやTax Preparerでも研究留学生のリターンに詳しい人、まったく知らない人いるので、皆さんがおっしゃるように、口コミで詳しい人を探すのがベストだと思います。

カリフォルニアならば、日本人の会計士やTax Preparerもいるかもしれません。その皆がJ1留学生のリターンに詳しいかどうかは分かりませんが、探せばそういう人も居るのではないでしょうか。

Kay 2012/03/06(火) - 21:54

昔の私のブログです。
http://amazinglifeoursidejapan.blogspot.com/2008/04/blog-post.html
税理士さんの情報があります。私はマサチューセッツ州のをお願いしましたが、カリフォルニア州もそんな変わらないでしょう。値段とかいろいろ聞いてみてください。

FI planningにブログを書いている研究者として、あえて意見を言わせてもらいますが、そこはお金をケチるところではないです。日本から給料をもらっているのはあまりない特殊なケースですし、まかり間違って税務署の審査が入ったりなんかしたら、研究どころじゃなくなりますよー。(カリフォルニア州お金ないし。あ、でもFacebookの税金が来年はいる?)
2年間とかの期限付きで留学しているのなら、なおさらです。税金なんか専門家に任せてさっさと終わらせて、研究に専念してください。でないと、税金申請済ませたあとも数ヶ月不安なんてことになります。研究に専念するには心の平穏が一番です。次の年のは前の年の書類を見れば自分で出来るようになります。

なお税理士さんもTax returnの期限が近づくと、手がける書類が多すぎて対応できなくなったりすることがあるので、頼むなら早めにしたほうがいいです。

値段はですねえ、そうですねえ。一人暮らしでしたら、「2−3ヶ月ぐらい完全自炊(ランチボックスを研究室に持ち込み)+レストラン・バーに誘われても架空の用事を作って断る+酒・タバコ禁止+コーヒーはスタバとかダンキンで買わずに自分でいれる、水もペットボトル水を買わずに家から水筒を持って行く」ぐらいでいけるんじゃないですかね。変なたとえですが。。。。(笑)あ、でも私はW-2をもらっているケースなので、日本から給料をもらっているケースではないですが。いずれにせよ、税理士さんに相談してみてください。

それでは税金申請頑張ってください!

久美(ゲスト) 2012/03/06(火) - 22:33

一応CA州のCPA(ライセンス持ち)ですが、私も私の周囲もTaxとは全く関係ない仕事(企業の内部監査)をしているので、CPAだからと言ってTax returnに詳しいわけではありません。。。

私は去年、子供がお世話になっていたホーム・デイケアにIRSの査察が入り、びっくりしてこちらの掲示板で相談させていただきました。今までIRSに関係するなんてことがなかったので(毎年のTax Return以外に)噂に聞くIRSの恐ろしさ、『泣く子も黙るIRS(!?)』という現実を目の辺りにして、Kayさんも書かれていますが、『Taxに関してはケチるべからず』というのはアメリカに住む以上鉄則だと思います。

IRSにしてもCA州政府にしても税収が落ち込んでいるので、チェックは厳しいはずです。私が見たのはCA州政府ではなく、IRS(連邦政府)ですが、債務者(ホーム・デイケアを利用している私)に差押書が送られてきて、債務(デイケア費)を債権者(この場合はホーム・デイケア)に支払わずIRSに支払う事、それに従わない場合は連邦刑務所に送られる可能性があること、税金滞納者(ホーム・デイケア)の給与・財産差押、税金滞納にかかる利子(高額、年利20%程度でした)、罰金・罰則など、かなり恐ろしい事がかかれて有りました。

大学近くのH&R Blockなら、J1などに明るい人がいるはずです。H&R Blockのサイトに行けば、その人の専門が載っていて予約できます。

のびた(ゲスト) 2012/03/07(水) - 04:55

たくさんのコメントありがとうございます。とても勉強になります。IRSの査察は恐いんですね。知りませんでした。
本当に無知で、H&R Blockもネットで調べてようやく少しわかってきました。アメリカでは有名な会社なんですね。でも私のまわりでその会社を使ってTax returnをやったという話を聞きません。(まだ渡米して日が浅いからでしょうか)
J-1のことに詳しいかどうかもH&R Blockのサイトでは検索できませんでした。Non-US citizen とIncome earned outsite the USが専門という条件で絞って検索したところ、たくさんの経理士さん(?)が出て来て、誰を選んだらいいのか。J-1に明るい人でなければ意味が無いのですよね?相談料も外国人向けの相談(1040NRとか"Non-Resident"の書類作成)は値段がサイトには出ていなく、要相談らしいです。やっぱりISSOにまずどこに行ったらいいか聞いた方がいいでしょうか。

州によって違うかもしれないので、この質問は答えられる方がいないかもしれませんが、カリフォルニア州のState tax returnは、アメリカに住み始めてからだけでなく、2011年の日本に住んでいた時期に得た収入(給与)も申告しなければならないのでしょうか?でもそれを証明する書類がないですが、自己申告の金額で記入していいのでしょうか?アメリカに住み始めてからも私の場合は日本から支給される給与で生活しているわけですが、それも金額の証明書がありませんが、自己申告ということでいいのでしょうか?月給が日本にいたときとアメリカに来てからが随分と違うし(激減した)、もし州税を取られるとしたら税率も違うのではないかと思うので(1ヶ月分の給与 X 12ヶ月)という計算はできないと思ったのですが。

現在はお金がないと上記で書きましたが、Kayさんのおっしゃることの9割は渡米後すぐから実践中のつもりです(コーヒー持参1杯のみ、さらにランチは食べない、英会話レッスンは高いのでなるべくラボメンバーに食事に誘われたら(あまり誘われないが)断らず英会話の練習にする、外食で残ったらできるだけテイクアウトでもって帰る、光熱費節約のため暖房はつけない、冷房は元からない、でも家賃高い)。それでもアメリカに2年で帰る予定ではないので、この先続くかどうか。できれば来年は少しはボスから援助してもらえるよう、ボスの信用を得るべく、今はただひたすらデータを出すことにがんばっています。(ボスから給与が少しでも出ればW-2がもらえる訳ですよね。書類に悩まなくてすむ)でもKayさんのブログにもあるように、餅は餅屋につかせるほうがいいのは理解できます。私はアメリカで新しいことをやりたくて今の研究室を選んだのですが、結局私の今までの専門の方がやっぱり実験は得意なので、ラボメンバーから頼まれたり、データを出すのも得意な実験での方が早そうですし。。。アメリカ人は人を使うのがうまいな、と最近思いました。このTax returnにしてもH&R Blockを低所得者の人がよく使っているとは、わからないことに頭を使うよりも効率的に仕事をこなして(片付けて)、人生の時間を自分の楽しめることに使うのがうまい人種なんでしょうか。生粋の日本人の私にとってはとても新鮮です。
すみません、脱線しました。

ポピー 2012/03/07(水) - 12:45

税金処理に掛けるお金は、コンプライアンス費用みたいなものです。

のびたさんの個人事情を存じ上げないので、一般論のみですが・・・

CAでノンレジデントの場合、基本的に課税されるのはCalifornia-Source Incomeのみです(これも定義が難しい)。他所からCAに引っ越した場合は、引っ越し後の所得。

でも、場合によってはSchedule CAなどに引っ越し前の所得や、Non-California-Source Incomeを全部書き出すように指示されることもあります(課税されるわけではなくても)。

日本での給与はW2のように提出できる書類はないので、自己申告のようになりますが、万が一監査など受けた時のために手元に給与明細など保持しておくことになるかと思います。

ISSOに聞くのはは良い出発点かと。

F Fries 2012/03/07(水) - 18:10

昔、同僚の日本人ポスドクの研究者が、やはりアメリカの税制がよくわからないため、中途半端なタックスリターンを提出したら、「あなたの計算方法は間違っている。税金の支払い不足だ。ペナルティと合わせて何千ドル払いなさい」というレターを受け取って、真っ青になってたのを覚えています。真相は、このポスドクさんの計算が間違っていたのではなく、租税条約の対象となるJ-1なので税金がほとんどかからないということを明示せずにリターンを送ったため、それを受け取ったIRSの係員が「普通の」アメリカ人のリターンのつもりで計算して、齟齬が生じたというものです。

教訓:ビザの種類・租税条約などで免税措置が受けられる場合でも、それを明示しなければ、役所の側で「この人の名前は外国人っぽいから、外国人だろう。」とは推察してくれません。こちらが提示した証拠がすべてです。

のびた(ゲスト) 2012/03/08(木) - 19:42

みな様、いろいろとアドバイスありがとうございます。大変参考になります。
とりあえず思いつく必要と思われる書類はすべて作成しておいた方がいいようですね。複雑なことはしたくなかったので、手間を惜しんで手を抜こうとしてましたが、日本の収入も包み隠さず書いた方がいいということですね。
同じキャンパスにW-2をもらっていない日本人を見つけましたので、その人と一緒にISSOに相談に行くことにします。また行き詰まりましたらご相談させてください。本当にありがとうございました。

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