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AnthemのHSAについて

タマ(ゲスト)

AnthemのHSAについて質問があります。
今、奥さんと子供2人の保険を探していて、AnthemのLumenos HSA Plus 5500で月々$490と
いうのを見つけました。これ以下のHSAはもうないので。
内容はDeductibleが$5500でOffice Visit, co-insuranceともにafter deductibleで0になるやつです。
自分はてっきり、月々の$490がHSAのアカウントに行って、お金を貯められるのかと思っていたのですが、なんか違うようで、
HSAには別に自分ですきなお金を貯めればよいと言われたのですが、これって普通のことですか?
なんか、月々払う$490は何のためのお金と思ってしまいます。これだと、病院に行って保険が利くようになるには、$5500をまず
払いきって、なおかつ月々の$490を年だったら、$490 x 12 = $5880払ってやっと保険が利くようになるってことですよね?
こういうものなんでしょうか?

通りすがり 2013/08/11(日) - 13:31

短く返答:
はいそういうものです

長めの返答:
HDHPとHSAの関係をごっちゃに考えておられるのではないでしょうか?
$490はHDHP(High Deductible Health Plan)のPremiumで、保険を効かせるために払うお金です(保険を買ってるお金・・・ただしPremium Pass Throughという例外あり:後述)。

HDHPは一般的に「premiumは低いけど、deductibleは高い」という保険です。
この”高いdeductible"をうまくやりくりするためという名目でHSA(Health Savings Account)があります。
したがって、HSAのお金は基本的には「Deductible/Co-payを支払うため」に存在すると考えて差し支えなく、(保険会社に払ったpremiumとは別に)別途拠出しなければなりません。

HSAの利点は
1. Pre-Tax (above the line : itemizeの必要無し)
2. 拠出額を様々な商品で運用可能
3. 増減は非課税
4. 翌年への持ち越し
です。
したがって、deductibleを払えば、#2~#4の恩恵は無くなっていきますから、「病院に行かないで済めば済むほどお得」という事になります。
故に、一般的にHDHP+HSAは健康に自信のある人向けです。

で、実はpremium pass throughという変わった制度があり、これはpremiumとして支払ったお金の一部をHSAに拠出するという強制拠出とでもいうべきなのか不思議な制度です。
結構な数のHDHPがこの制度を持っています。
このpremium pass throughを持っているプランの場合、premiumの一部をHSAに回します。こういうプランの場合はpremiumとして支払った金額が保険会社が受け取るpremiuと一致しません
(支払い額 = premium + premium-pass-through)
このことがあるので、HDHPは単純に毎月の支払い額だけで決めるのはいささかよろしく無いと個人的には思いますが、私はHDHP+HSAのプランでが提供されたことがないので実情はわかりません。
なお、premium pass throughとvoluntary contributionは税制面で違いがあることには留意しておくと良いと思います(同じHSAにあるお金なのにTax的には違う)。
これを把握しておかないと年明けにtax documentを受け取ったあとに金額がおかしいと不安になるはずです。

タマ(ゲスト) 2013/08/11(日) - 23:51

コメントありがとうございます。

プランをもう一度よく見てみたのですが、premium-pass-throughというのは見つからなかったです。
病院にはめったにいかないし、$5500も使う事はないので、このプランは自分には合ってないなと思いました。HSAには興味があるんですが、月々$490も出し、タックス控除になるとはいえ更に自分で他に積み立てていくのは出費が多すぎます。

aetnaがカリフォルニアから撤退、Kaiserはカリフォルニアではファミリープランが存在しない、Anthemのプランも種類が少ないなど、ぱっと見良い感じの保険が存在しないくて、もう頭を悩ませます。
どうしたら、良いかって感じです。

通りすがり 2013/08/12(月) - 15:16

>病院にはめったにいかないし、$5500も使う事はないので、このプランは自分には合ってないなと思いました

HDHPの目的としては、まさに「病院にはめったにいかない」人のためのプランですので、本当はタマさんに合ってるはずですけどね。
「病院にはめったに行かないのでプレミアムは抑えたいけど、何かあった時には保証して欲しい」という要望に合致するプランです。
それに加えて「何か合った時に払わなくてはいけない高額なdeductibleをどうにかできないもんなの?」という思い(要望)のためにHSAが用意されています。
考え方としては、
1. すごくやばい状況であっても$5.5kまでしか自己負担が無い(考え方が逆です)
2. $5.5kの自己負担のための貯蓄はHSAで有利に運用できる

$490/monthのプレミアムは高っけ〜〜〜と思いますが、普通に個人で入るといくらぐらいなものなのか私は知らないのでなんとも言えません。
まあ日本の国民健康保険だと$490/month以上のpremium + $5500のdeductibleよりもヒドイ場合が収入によってはあるので、さほど高くないとも言えるのかもしれません。
例:http://5kuho.com/html/keisan.html
東京23区の上限だと75万/年ぐらいのpremium(ただし後期高齢支援金や介護保険金含む。大阪なら77万)
自己負担3割で上限が15万/month(注意:高額医療保険の払い戻しは月をまたいだりするとダメになったりと100%では無い。すなわち一つの治療が月でまたがった場合、14万x14万で28万の出費とかはあり得る)
故に750,000+150,000*12 = 2,550,000/年までの支払いが冗談抜きであり得る
# ちなみに課税所得600万程度から上限premium状態になり得ます

日本の社保と比較するとすごく高く感じますが、あれは会社の負担が入ってるので。
こちらも会社のbenefitだとすごく良いプランの会社も結構ありますよね。その場合日本の社保など目にならないレベルの良さ(笑

Sena(ゲスト) 2013/08/12(月) - 21:49

タマさん、

ご家族の年齢と、既往症などの健康状態によりますが、CA州の我が家は家族3人、
Blue Shield Saver 4000(Family Deductible $8000, Individual Deductible$4000)
で当初の見積もりは$780/月額でしたが、査定に通らず他社併用で保険内容はもっと下がりました。

ちなみにこのプランはDeductiblebに達した後のCoveregeは100%,薬はカバーなし。
薬は保険を使わず、Walmartに処方箋を送ってもらい、generic drugsを取り寄せしていました。
リスト上の薬は一ヶ月分が$4でした。

私たちは年齢も考慮して、病気や怪我で医療費が嵩んでの経済的破綻を防ぐための保障
という感覚で高いと思いつつ加入しました。最後に、もしまだでしたら、保険のブローカーさんを探して
各社プランを比較検討されるのもいいかもしれません。

個人の医療保険のプランももう少しわかりやすく、リーズナブルになればいいなと
オバマケアのスタートに期待しているところです。

タマ(ゲスト) 2013/08/15(木) - 03:20

今、比べているのがAnthemのClearProtection Plus 3300というやつで、月々$319で、
$40 copay 一人年2回まで、Coinsuranceが40% after deductible、Annual DeductibleがFamily: $6,600、
Annual Out-of-Pocket LimitがFamily: $13,600と前のHSAです。
もし、大きい病気をしたら、こっちの方が負担は大きいのは分かってますが、めったに病院に行かないなら、月々も安いこっちの方が良いかなと思ってたのですが、どうなんでしょうか?

通りすがり 2013/08/15(木) - 16:28

http://www.anthem.com/wps/portal/ahpfooter?content_path=shared/co/f0/s0…

Anthemのページを見る限りLumenos HSA Plus 11900とかありますが、これだったらpremiumが安かったりしません?(多分max deductibleが$11,900/yearのモノだと思われますが)。
病院に行く事があまり想定されていないのならIRSが定めるMaximum Deductible(Familyなら$12,500)にかなり近いものをできる限り(maximumが支払い可能な限り)選ぶべきです(なぜならpremiumが安いから)。

ConventionalとHDHPとどっちがいいかはtaxも絡んでくるのでプラン自体の比較だけではなんとも言えませんね。
10%とかのBracketの人だと今一でしょうし、Tax Breakする場合(HSAへの拠出によってTax Bracketを一段下げる事ができる場合)は非常に大きい節税対策の一つになり得ます。15%->10%のBreakは最大でもたった$446程度ですが、それ以外の場合は最大$3600以上の税金の値下がりが発生します。

もっともCAはHSA(FSAも)認識しない数少ない州の一つですので州税には関係ありませんが。

以下、タマさんが書き記した情報に基づいての大雑把な計算。

最低年間支払い額 (Premium * 12)
Lumenos 5500 : $490*12 = $5,880
ClearProtection 3300 : $319*12 = $3,828

Marginal Tax Bracket別、最大年間支払い額 (年間Premium + MaxOutOfPocket - tax-deduction). HDHPの支払いはHSA経由を想定。
Bracket 10% Lumenos 5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.10 = $10,830
Bracket 15% Lumenos 5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.15 = $10,555
Bracket 25% Lumenos 5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.25 = $10,005
Bracket 28% Lumenos 5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.28 = $9,840
Bracket 33% Lumenos 5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.33 = $9,565
Bracket 35% Lumenos 5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.35 = $9,455
Bracket 39.6%Lumenos5500 : $490*12 + $5,500 - $5,500*0.396= $9,202
ClearProtection Plus3300 : $319*12 + $13,600 - 0 = $17,428

よって支払い発生可能額min-maxは:
Lumenos : $5,880 ~ $10,830 (bracket次第)
ClearProtection : $3,828 ~ $17,428

年間の最低支払額の差額($2052)を嫌がるかCatastrophe時の$6598~$8226の差額のどちらを嫌がるか次第ですが、私がこのquoteを貰ったら1秒と考えることなくLumenosにしますね。Volatilityが小さい方がFinancial Planを立てやすいですし。
当然Lumenos 11900がCAで適用されるのか、そしてpremiumがいくらなのかも聞きますが。

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