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米国で作った資産を日本に送金した場合の為替差益

あ(ゲスト)

米国など海外で得た給与であってもそれを日本に送金して円転した場合には、給与取得時の為替レートを元に為替差益が計算されて雑所得として課税されるようです。円安ですので、米国で長く生活して永住帰国するような場合には下手をすると1億円超えの税額となる方もいると思いますが、永住帰国を考えてる方はどのように対処される予定か、ご意見をお聞かせ下さい。

https://www.ey.com/ja_jp/ey-japan-tax-library/tax-alerts/2022/tax-alerts-10-06

 

こーしん 2024/02/14(水) - 16:33

ドルを円で購入し、そのドルを後日、円に換算したときに増えていたら増加分に課税、は理解できます。

たとえば海外赴任の際に、生活資金として円をドルに替えて渡米し、帰国時に同額のドルを円に替えて、その額が増加していれば為替差益の対象かとは思います。
 

ただアメリカで、アメリカの会社からドルで給与を得たものを日本円に替えるとき、基準となる時点がないので、為替差益の計算自体ができないのではないでしょうか?
と思っていたら下記のサイトを見つけました。

https://www.zeiri4.com/c_1032/c_1033/q_101443/
この解説だとドル=>円でも為替差益の対象との事。

一方で、ドル=>円の片道の場合は為替差益は関係ないとの記事もあります。

https://www.zeiri4.com/c_1076/q_96445/

https://probitas.jp/kokusaizeimu/kojinmuke/kaigaisoukin/

明日は我が身ですので、もっと調べてみようと思います。

こーしん 2024/02/14(水) - 17:45

下記の情報を見つけました。

http://office-m2.jp/qa/1778.html

"なお政令中に同一の金融機関への預入と有りますが、同一の外国通貨で有れば異なる銀行間の預け替えであっても外貨建て取引には該当しないとの取扱いになっています。従って米銀のドル預金口座から邦銀のドル建て預金口座への預け替えに就いては、為替差損益を認識する必要はありません。"

自分がアメリカの資産を日本へ移すなら、帰国後の長期の為替も考えて、とりあえず邦銀ドル建て口座へ移すと思います。したがって、その時点で為替差損益は気にしなくて良いですよね。

ただそのあと、日本円に替えるときにどうなるのか、具体的にはどの時点の為替を評価に使うのかが不明です。邦銀ドル建て口座へ移した際の為替レートが基準となるのか、それともアメリカで資産を築いた際のレートなのか。

もしくは為替差益が確定申告に引っかからない額を目処に円に変えていくかでしょうか。ただ年金とかも収入扱いになるとこれも難しいですかね(日本の税金には詳しくないので)。

あ(ゲスト) 2024/02/17(土) - 02:52

こーしんさん、お返事ありがとうございます。

最初のご返信のリンクはポストする以前に既に読んでいました。より大きな組織の公式見解ということでEYのリンクを貼った次第です。

二つの目のリンクで「実際にはほぼ誰も申告していない」というのは有益な情報でした。ありがとうございます。

>"なお政令中に同一の金融機関への預入と有りますが、同一の外国通貨で有れば異なる銀行間の預け替えであっても外貨建て取引には該当しないとの取扱いになっています。従って米銀のドル預金口座から邦銀のドル建て預金口座への預け替えに就いては、為替差損益を認識する必要はありません。"

これは当然そうです。

>自分がアメリカの資産を日本へ移すなら、帰国後の長期の為替も考えて、とりあえず邦銀ドル建て口座へ移すと思います。

私はこれは全く逆だと思っていまして、為替差益に対する課税を防ぐには日本非居住者であるうちに海外で円転した上で円で日本に送金する必要があるのではないかと思っています。

みなさま、ご意見や情報などあれば引き続きお聞かせください。

GOOOO(ゲスト) 2024/02/20(火) - 12:06

こちらの投稿を見て、このような事(海外で受け取った給与を円に両替)に税金がかかる可能性があると知りびっくりしました。

例えば 2015年、1ドル100円時に受け取った$100k (1千万円)をそのまま現地で手を付けずに取っておく
→ 2025年1ドル150円時に円に両替(1500万円)
→ 500万円の為替差益で約100万円の税金発生
という感じでしょうか。(数字は適当です)

上記のようなわかりやすいケースならともかく、
ドルで得た給料は普段の消費や投資などでその後増減があるのが普通です。
上記の例ですと、$100kの内、$50Kは使いました。
でも残りの$50kで株を買って2025年に$100kで売りました。
となればその$100kを日本円に替えても為替差益は0になるのでしょうか。
それとも$50kは1ドル100円の時に得た給料が原資なので、その分に対しての為替差益は250万円と計算されるのでしょうか。

実際のお金の動きはもっと頻繁に増減しお金に色がついているわけではないので
日本円に替えたドルが、どのレートの時に得たものか特定することは不可能に近いと思います。

ただ、そもそも毎年ドルで給料を受け取っていれば、
為替が現在とかけ離れている何年も前に受け取ったドルは自然と消費されていき、
直近の為替があまり変わらないときに受け取ったドルが残ると思います。

であれば、為替がよほど急に円安になったとか、
円高時に多額のドル給料を受け取り、円安になるまで増減なく残っているというような場合を除き
実際為替差益がいくらかというと(更に仮に請求されたとして、税金がいくらかというと)、そんなに大した金額にはならない気がします。

こーしん 2024/02/20(火) - 18:52

GOOOOさんの仰ることに同感です。
どの時点でどれだけ稼いで、どれだけ使ったかを追跡できないので、
海外に滞在した期間のアベレージで計算してという事になるのでしょうが、
それも納税者側からしたら納得のいかない方法かなと思います。


読んだ記事だと、最近の円安に伴い、為替差益の指摘が増えてきたとのことなので、
国もなんとか取れるところから取ろうという感じなのかなと勘ぐっちゃいます。
どうなんでしょう多額の円転を行った方は税務署から指摘を受けやすくなる一方、
額の小さい方は指摘が来ず、為替差益の申告をしなくても受理してもらっている現状なんでしょうかね。

小林(ゲスト) 2024/04/08(月) - 20:41

ダイスケさんの動画でこのサイトが取り上げられていました。

私も来年、帰国予定なのでこの点は確認が必要でした。

国税局に電話して確認しました。

本庁(03-3542-2111)に電話したら麹町税務署(03-3221-6011)へ電話するように言われました。そして、そこからコールセンターの方へ転送されました。

担当の方によるとアメリカの所得(ドル)を日本へ持ってきて円に換えても税金(為替差益)はかからないとの事です。(円>ドル>円ではない)

今後の事を考えて、メールで返事がほしいと言ったんですが、そういうサービスはしていないと言われて、私が何度も確認した事もあり不機嫌になってしまいました。

どなたか、念のため、ここへ電話してダブルチェックして頂けませんか?

小林

 

小林(ゲスト) 2024/04/09(火) - 02:53

時間があったのでグーグルサーチしました。

他の方が仰っている通り、税理士先生たちの回答はまちまちです。

1.非課税:円>ドル>円ではない。

2.課税:適用レート:(円転時)ー(所得発生時)

3.課税:適用レート:(円転時)ー(日本への送金時)ドルで送りのちに円転

4.非課税:非居住者の時に円転(1-3は居住者になってからの場合ですね)

国税局のコールセンターの方は二つ返事で自信を持って1番です。

始めたら止まれまい性格なので、もう一度、今度は麹町税務署の方と話しました。

彼も1番と即答。詳しくは税理士に聞いてくださいと言うことだったので、その税理士の意見が割れているので国税局に聞いていると言うと、調べるので4時間後に電話してくれと言われました。(親切な対応でした)

その結果、2番だそうです。ただし、彼の方から4番の提案がありました。

非居住者の時に円転しておけば日本での課税は無し。WISEのマルチカレンシーアカウントで大丈夫かと聞くと、WISEは名前しか知らないが日本円に変っていれば大丈夫と言われました。(文章ではもらえないということだったので部署とお名前を頂きました)

どなたかダブルチェックして頂けると有難いです。

小林

あ(ゲスト) 2024/04/13(土) - 01:59

Youtubeのダイスケさんの動画を見ました。自分の投稿が紹介されていてやはり狭い界隈だなと思いました。

小林さん、問い合わせありがとうございます。やっぱり国税庁や税務署への問い合わせが一番ですね。税理士が書いている文章は「私は積極的に納税を推奨してる税理士ですよ」という単なる国税庁向けの自己アピールの場合もあり鵜呑みにはできないなと思います。

納税者A(ゲスト) 2024/04/13(土) - 12:28

Youtubeのダイスケさんの動画、この件が取り上げられていたとのことですが、どの回か分かれば教えて頂けませんか?リンクかタイトルを教えて頂けると嬉しいです。

こーしん 2024/04/14(日) - 00:31

小林さん、

貴重なお時間で国税庁、税務署へ問い合わせくださり、ありがとうございます!

自分の帰国はまだまだ先ですが、このような機会で色々と勉強でき、小林さん、そしてトピ主のあ さんに感謝です。

納税者Aさん、

下記がダイスケさんの該当動画リンクになります。

https://youtu.be/8470oj-DGQE?si=yc0tIaHenAzDKiPQ&t=876

シナボン(ゲスト) 2024/04/23(火) - 02:17

非居住者の時に円転しておけば日本での課税は無しとの小林様のとても役に立つコメントを拝見しましたので、それに関連して皆様に質問をさせてください。

  1. 円転したものを、本帰国後に日本に送金しても課税されないという理解で正しいのでしょうか。
  2. アメリカでいくつかの銀行を訪ねたのですが、日本円建てで開設できる口座は、EverBank のみしか見つけられませんでした。普通口座ではなく投資の口座のようで、あまり詳しくはまだ調べておりません。もう一つはCiti International のoffshore accountで円の口座を開けるようではありますが、手数料が高いようです。みなさま、他にいい案がありましたら教えていただけますでしょうか。やはり、Wise で円転して、帰国後に銀行口座を開設し、wiseから送金が手堅いのでしょうか。本帰国間近ということもあり、かなりのストレスを感じております。皆様のお知恵をお貸しください。

     

     

     

米国在住投資家(ゲスト) 2024/04/24(水) - 05:57

日本の国税がアメリカで稼いだドルの為替差益まで手を伸ばすのは徴税権の乱用とも思えるのですが、色々な理屈をつけてあらゆる所から税をもぎ取ろうとしていますので、無防備で戦うのは危険です。

国税がアメリカで生んだドルのレートについて、在米期間の平均レートを使うのは、それ以外根拠のあるレートが存在しないからだと思います。逆に言えば、そのドルを保有するようになった時点が明らかならその時点のドル円のレートが最も根拠のあるレートになるはずです。自分は資金を株や債券で持っていますので、帰国後に資金を日本に引っ張る際には、株や債券の有価証券を売ってそこで得たドルを日本に送金することになります。その時は有価証券の売却時のドル円のレートが手持ちドルの為替レートになるので、実際に送金した時点の為替レートとの差異のみを雑損益として認識すればよいと思います。

もしこれが成り立つなら、帰国予定の方は例えば安全な短期米国債に一旦資金を移し、帰国後順次売却・送金していけば、直近の150円台の為替レートとの差異のみ雑所得として認識すればよくなると考察します。

なお私は税務の専門家ではないのでこれは私的な見解です。これがうまく行くかは専門家に相談要です。税理士では頼りないので、税務に詳しい弁護士の方が良いでしょう。

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