為にならないオプションの話

通りすがり 2017/07/31(月) - 04:05

(このポストはOption取引を推奨するものではありません)
(通りすがりはへったくそなので参考にもなりません)
(またオプション市場は株/先物と違い完全ゼロサムでマネーゲームの場ですから、「興味をひかせる/誘ってる文言」=「カモを探している」が基本です!気を付けてください! 笑)
(CSP/CCWとroll、もしかしたら屑CALL/PUT買い、それだけの手法で行く予定ですので、基本的に見てて面白い取引にはなりません)

まあカモ探し、もとい細かいoption戦術に関してのウェブサイトは他で参照してもらうとして、他じゃあまり書かれない話を一つ。
なんであまり見ることがないかというと、通りすがりが思うに

1. 基本的に「勝ってる人」はゼロサムゲームで戦略・戦術・手口を話さない(メリットがない)
2. 実際にはトレードしていなくて、単なるアフィリエイトサイトなので、そもそも知らない(ex. brokerage review site)
3. 使ってるブローカーがfixed rate feeゆえに知らない/日本市場しか知らない

のどれかでしょうね(じゃあなんで通りすがりは話すんだ、と 笑)

で、今回の為にならないオプションの話はずばり「fee」です。掲示板でちょろっと「web上での売り文句ではcommission feeしか書かないけど、実際にはassignment/execution feeとかも重要ですよ」といった感じのことを書きましたが、それとは別のfeeに関して。

option brokerの売り文句で、flat $○、1 contract $0.○○とかあると思います。
例えばInteractive Brokersだと発注固定費(flat fee)は$0、trade数やtradeするoptionのpremium(値段)で変わりますが、普通は$0.70/contract(minimum $1)。なので、例えばあるoptionを3枚売るとなると3 x 0.70 = $2.10が"Commission Fee"です。

ところがoptionの場合(Brokerによりますが)、そんな値段でcontractされません。
なぜならExchange FeeやClearing Feeというものがとられるからです。
(例えばIBのTieredだと commission + exchange + regulatory + transaction + clearingがtotal feeです。https://www.interactivebrokers.com/en/index.php?f=commission&p=options1 )

で、実はユーザー側は"Exchange Fee"に関してはBrokerがpass-through(ユーザーにそのままfeeを中継しているだけの場合)にしている限りにおいて、受動的ではあるものの操作することができます。

exchange feeは該当optionをlist upして実際に交換(exchange)している3rd party(AMEX, BATS, CBOE, etc)から要求されるfeeなのですが、liquidityを加える場合(non marketable orderという言い方をしたりします)とliquidityを減らす場合(marketable order)とで大体の場合においてfeeが違います。
というよりむしろ、liquidityを加えるorderの場合はrebateが付きます。
rebateはcreditなのでfeeが「もらえます」。したがって、やり方によっては$0.70/contractのbroker commission feeなのに、それ以下のtotal trade feeに成り得るのです。

liquidityを加える・減らすとは何かというと、発注したorderが即時fill可能(contractされ、相対取引がoptions chainから消える)場合は減らす、orderがfillできなくてoptions chainに残る場合を加えるといいます。
例えばあるoptionがpremium(値段) $1.00のbid(買い)と$1.05のask(売り)だった時に、自分が売り手として$1.00のsell orderを出す場合は即時にfillされ売買が行われるので"Liquidityを減らす"注文、$1.00よりも大きい値の売りの場合は取引相手が現在いないので"Liquidityを増やす"注文となります。

Liquidityを減らす注文の場合は、売買が行われた3rd partyに対してexchange feeを支払います。
Liquidityを増やす注文の場合は、3rd partyからliquidityを増やした注文に対するrebateとしてお金をもらいます
(中にはrebate無しとか、fee&rebate無しというところもある)
rebateは3rd party毎に色々と設定されていますので、rebateが付くような注文の場合はあたりまえですがrebateが付く処向けに発注するのがベストとなります。

例えばIBの場合は"SMART Routing"という方法で行っていますが、TWS(Trade WorkStation)のアプリケーション内設定で "Maximize Rebate"というルートアルゴリズムを選択できます。
他のbrokerでもrebateをできる限り大きくする発注にすることが可能な場合がおおいです。

なんでdefaultでmaximize rebateじゃないのか?というと、実はmaximize rebateにしていると注文が通りそうなexchangeよりもできる限りrebateが高いexchangeに向けて発注してしまうので、場合によっては市場全体のoptionの価格的にはすでにhitしていても、注文が通らないことが稀にあるからです。これは取引量が少ないものでは結構起こり得ます。

で、ここが肝心なのですが、fixed feeスタイル、すなわちexchange feeをユーザーにパスしていないところの場合、どこの取引所を介そうがユーザーが支払うtrade feeは一定です。ということは、あたりまえですがbroker的にはrebateがある取引所を使った方がお得です(rebateをbrokerがおいしく頂けるので)。
なので、そういうbrokerの場合、私自身が体験したわけではありませんが、常にmaximize rebate設定と同等ないしはそれよりもよろしくないroutingが為されている可能性があります。
なので、よく「×× brokerはoptionの注文が通りづらい」とか聞こえてくるわけです、user reviewとかに。

単体の売買の場合はさほど問題になりませんが、複数のleg (spreadを敷くことを注文数で○legsという言い方をします。例えばCallのBuyとSellの組み合わせspreadは2legs、Call Buy&SellにPutのBuy&Sellも加えたspreadだと4legs。こういうものは一つの注文としてbrokerは通してくれます。中にはleg注文できないbrokerもあります。この場合は一つ一つ自分で注文を通さないといけません)の場合は、注文の通りやすさが重要になりますので避けたいですね。

まとめ:
1. exchange feeをuserにpass-throughしている場合はmaximize rebateできるroutingを選ぶとtrade feeを抑えれる
2. ただしrebate狙いは注文が通りづらくなる可能性がある
3. pass-throughしていないfixed feeのbrokerの場合、どこを通しているのやら・・・?となる可能性もある

まあ通りすがりの場合、今回は資金高々$10kでのCSP/CCWなどといったぬるいお話で、月1か2、多くても3回程度の取引ですので、IBの$10/month (取引手数料が$10/month以下だと差額分を口座維持手数料として取られる)に届かない可能性の方が高いのでmaximize rebateにする意味合いはほぼないのでdefault routingです。

コメントを追加

Image CAPTCHA
上に表示されている文字を入力してください。