メインコンテンツに移動

お土地柄と不動産投資

Chee
ブログを通して、アメリカで実際に家を買われている方、不動産投資をしている方のお話を聞くようになってから、本当にその土地の条件によって、考え方がえらい違うな~というのを感じます。

条件も、産業、交通環境、住宅のスタイル、貧富の差、安全性、学校システム、法律、税金、災害、歴史。。。と、本当に場所によってぜんぜん違うわけですから、当然、需要も価格も比較がしようがないんですよね。
結局のところ、そこの地域に関わってはじめてその感覚がわかるみたいなところがあります。

やっぱりボストンを見ている限りでは、フリップをがんがんやって流行りの内装にしたところでウケるという土地でもなさそうだし、大家業をやるにしても、かなり前から保有でもしていない限り、まだ厳しそうです。それに、家が安い土地ではよくある1戸建ての賃貸物件がすごく少ないです。何か需要と見合わない理由があるんでしょうね。

ですから、他の土地での不動産投資というのも考えてもみたりしたのですが、最近は、ボストンにはボストンのやり方があるんだろうと考え直しています。

つまり、需要の安定した場所、広さに制限のある土地に価値がある場所で、建築的にもしっかりした物件を高くてもいいから買う。もちろん無理のない範囲で。そんで短期のアプリシエーション期待ではなくて、自分の老後資金の貯金箱と思って使う。
自宅用だから金利も低いし、面倒なテナントとのやりとりも必要ない。古い家だから、メンテナンスは大変だけれど、利便性と経済力を楽しみながらの長期保有の後、大抵の場合は価格が上がっているから損はない。

ある意味、東京的よね。建物が古くなっても価値が下がらないってのは違いますけれど。
ニューヨーク、シカゴ、DC、サンフランシスコ、シアトルなんかもこんなんじゃないでしょうか?

災害は少ないし、街は比較的キレイだし、大都市としては安全だし、大学、医療、テクノロジー、金融、一通り強いし、ボストンはお買い得都市かも??


コメントを追加

認証
半角の数字で画像に表示された番号を入力してください。