山火事のすごさを体験

David Lee 2008/11/16(日) - 22:38
今日(11月15日)は、クライアントが所有するパームデザートにある物件に用事があり、昼過ぎに自宅を出た。2日ほど前からロスアンゼルスの北の山間部にあるSylmarという地区での山火事が相当ひどく何百という住宅が燃えたとかいうニュースがTVで流れていた。


私のいるオレンジ郡やリバーサイド郡ではないので、やれやれと思っていながらフリーウエイに乗ってみると、なんど巨大な煙が北のほうから吐き出されているのが見える。


自分の行く方向だなといやな予感がよぎりつつも、55番のフリーウエイを北方面、つまり煙方向、に車を走らせた。どんどんと煙は巨大化しながら91番フリーウエイと交わる手前から渋滞に巻き込まれる。その時の気候は晴天、温度摂氏92度、湿度10%以下、瞬間風速80マイル以上という「火事」が活性化する条件が全て整っている。出るときには晴天だった空も、15分後には煙で曇り空、それになぜか判らないが煙が異常に黒い。

のろのろと走りながらも、社中は煙の臭いに変わり、だんだんと世紀末のような様相を増してくる。


目的地であるパームデザートはこの地点からでも80マイルはあると思う。


そのうちフリーウエイの横の土に生えている芝生のような草が飛び火をもらって、あちこち点々と燃えているのが確認できる。


そしてどんどんと黒鉛は巨大化し、その中に包まれて走る。風が強いので、瞬間的に完全に包まれたときはもう30センチ先も見えない状態となる。ホント「キケン」を感じた。

それでもよく見ると、なんと反対車線からその黒煙は出ている。それに黒煙の中に隠れながら火炎がちらほらしている。


なんかテーマパークの乗り物みたいな設定だが、本当に黒煙と火炎の真横を車は通りすぎることになった。
煙の出所をなんとか過ぎると、車はなんとか走りだしたが、空をみると完全に晴れ模様と煙模様が真っ二つにわかれているのが見える。

反対車線はもう、何マイルも渋滞が続いている。あまりにも異常な渋滞なので人々は車からでて様子を伺っている。


救急車と消防車はサイレンをけたたましく鳴らしながらセンターレーンを走っている。

しばらく走ると、ハイウエイポリスは71番に全車線の車を迂回させて完全にフリーウエイをシャットアウト。途中まで走ってしまって渋滞手前の車には、なんと全員Uターンをさせている光景はアメリカが長い私も始めて遭遇した。きっと戦争や、非常事態が起こるとこうなるのだろうなと改めて確認をさせられました。


そしてやっと、パームデザートについたのが夕方4時ぐらい。

でも私にとってはパームの夕方は最高にすばらしい時間が過ごせる時間です。何にもしなくても、パームでコーヒーを飲みながら磁場の気を感じながら過ごす時間はもう至福の時間といってもいいぐらいです。帰りのフリーウエイも混むことを想定して、久々に「少しゆったり」の時間をEl Paseo通りで過ごすことができました。


ちなみに帰りは夜6時ぐらいに出ましたが、案の定91番が開通しておらず71番を大渋滞の中北上させられて、着いたのが9時とまさに長ーい一日でした。

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