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Shadow Inventory、いつ消化される?

Chee
Boston Business Journalによると、

Boston housing market has 5-year shadow inventory

Standard & Poor’sの調査で、2010年9月30日の時点での、Shadow Inventory、つまりローン支払いが止まってから、市場に出てきていない物件が、ボストンには5年の供給分くらいあると。

LAでは14.8年分、NYでは10年分、マイアミはボストンと同じくらいのようです。

でもさ。LAとかマイアミは、ちゃんとそれなりに価格も下がっているでしょう?
なぜ、NYとかMAは価格が下がらないのだろうか?

NYのことはよくわからないけれど、MAに関しては、この前の差し押さえ裁判の問題からもわかるように、借り手を守るような体制があるのよね。

MAに帰る可能性が高くなってきたせいで、また調べなおしていたら、こんなことを発見。

DSNews.com
Massachusetts Extends Homeowners' 'Right-to-Cure' to 150 Days

2007年にright-to-cureという差し押さえを始める前に、90日間、どうにか問題を解決する方法を探す期間を設けなくてはならないという法律ができたのね。
Foreclosure Noticeの前に、このNoticeを送らないといけないわけ。そしてそれには、州のForeclosure Prevension Programの電話番号が書いてあると。

そして2010年には、このright-to-cure期間が、なんと150日間に延長されたらしい。
ローン支払いを止めてから、普通は差し押さえが始まるまで90日間なのが、そこにさらに5ヶ月の猶予がある。さらに、そこから州のプログラムでどうにか阻止しようとする。ここにどのくらいの時間がかかるのかは不明。

それでもダメだったとするでしょう?
で、オークションになってしまったとするでしょう?

これ見て。
Socialistworkers.org
Mass. activists stop auction

変なグループがオークションの邪魔をする!!
貧しい家庭がホームレスにならないようにとか言って!

この調子だから、なっかなか差し押さえが市場に出てこない。
だから供給が上がらない。
だから価格がじわじわとしか下がらない。

ここに帰るのか~?泣

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