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jinmeiの資産運用日記

jinmeiがお届けするブログ (ファイナンス関連の投稿を集めたダイジェスト版)

自己紹介:

2002年に資産運用デビュー、2007年末からアメリカ在住で、複雑な金融関連の制度と自己責任環境に対抗するため、そして仕組みや理由を理解せずに行動するのが嫌いな性格ゆえに、ときどき思い出したかのように(または必要に迫られて)調べ物をしてはブログで公開しています。紆余曲折しながらようやく自分のスタイルがわかってきた気がしていますが、いまも勉強不足を痛感する毎日です。
著作権はjinmeiに帰属します。 Copyright (c) 2021 jinmei
jinmei 2014/12/7コメント: 0
「某所で税金の話」をしていたときに、(長期)キャピタルゲインと適格配当(qualified dividends)所得に関する優遇税率について、ちょっとモヤモヤした部分が頭をかすめたのだが、その場ではあまり気にせずに流してしまった。その後、モヤモヤを解消するべく改めて調べてみると、いままでこれらの税率についてとんでもない誤解をしていたことにいまさらながら気がついてしまった。誤解していた主な部分を対象…
jinmei 2014/12/6コメント: 0
一つ前のエントリに書いたように、「某所で税金の話をすることになった」ので、泥縄で資料(google docsスライド)も作った。記録のために(および運がよければ間違いの指摘などもしてもらえるように)一応公開しておく。
jinmei 2014/12/5コメント: 0
(これは、筆者が2009年にアメリカの確定申告に本格的にデビューした際のメモである。執筆後すぐに公開しようと思っていたのだが、諸般の事情によりその時点では公開を見送り、その後もなんとなく書きかけ状態で放置していた。が、ごく最近になって某所で税金の話をすることになったので、いい機会ということで公開することにした。基本的に2009年当時の情報のまま変更していないので、現在ではあてはまらない記述もあるか…
jinmei 2014/11/29コメント: 0
ESPP(Employee Stock Purchase Plan)に関する最初のエントリで、税金処理に関して1099-Bの内容が「不正確」なために税金の二重取られになる場合があるらしいという注意を書いた。実は最近の規制の変更(改悪と呼びたいが…)により、2014年からはESPPに関する1099-Bの内容は「常に不正確」になるらしい。 Pub 525の具体例の場合で考えてみると、 Offeri…
jinmei 2014/11/11コメント: 0
ESPPについての前回のfinaceエントリで、以下のように書いた: 即座に売却する場合の唯一の欠点は、purchase dateの時点で株価が上がっていた場合、offering date時の株価との差額にもその年のうちにordinary incomeで課税されてしまうことくらいだろうか この点をもう少し考えているうちに、もっといい(かもしれない)運用方法を思いついた。(とくにpurchase…
jinmei 2014/11/8コメント: 0
(だいぶ前にtwitterでつぶやいた内容に(大幅に)加筆・修正してブログ化しました) 前のfinance記事でも書いたHSPと同様に、転職して新しく経験したfinance上の制度の一つがESPP(Employee Stock Purchase Plan)。前の職場は非営利だったので、ESPPどころか株式自体存在しなかった(のでESPPの存在も知らなかった)。新しい会社はごく「普通」の株式会社(公…
jinmei 2014/9/7コメント: 0
(FI Planning再掲載を機会にだいぶ前にtwitterでつぶやいた内容を加筆・修正してブログ化しました) 1年ほど前に転職したところ、福利厚生周りでいろいろ再考しないといけないことが多くて難儀した。とりわけ苦労したのが健康保険周りで、前の職場になかった「医療費口座付き高免責プラン」(HDHP+HSP, High Deductible Health Plan with Health Savi…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
前のエントリでまとめた制度の理解に基づき、筆者自身の個人的状況に近いモデルで、将来の年金額や、引退までに必要な貯蓄額などを試算してみた。 いろいろな気付きがあったが、主要な(私的)結論としては、 アメリカに来た以上は引退まで帰国してはいけない 非居住者になっても国民年金には任意加入すべき (条件によるが)最速54歳で引退可能 モデルケース ここで用いるのは以下のようなケース: 1993年4…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
高額の退職金と手厚い企業年金という鉄壁のシステムに守られた日本の会社員と違って明日をも知れぬ身にも関わらず、ふと気がついてみると、いままで年金制度の詳細についてきちんと理解していなかった。日米社会保障協定があるので、どちらの国からもそこそこの年金がもらえるはず、程度のいい加減な理解だったのだが、これではいけないと思いまじめに勉強してみた。これはその結果のメモ。 このエントリでは、まず日米の(公的…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
資産運用歴も10年目となり、今年は1レベル上の資産運用家になることを目標にしていた。具体的には、これまで直感で済ませていた資産配分をもう少し理論上の根拠がはっきりしているものに改善し、(その結果として)これまでほぼ100%リスク資産にあてていた(日本国債と銀行預金、MMFで構成される緊急資金を除く)運用資金のリスクを、リターンへの影響をなるべく少なくしながら下げていくことを目指していた。これはその…