今年の課題は？

ただ今エステートアドミニストレーション中まっただ中ですが、本当に今になってトラスト作ってて良かった、とほっとしてます。
相続税制は今のところ（2011年と2012年のみ）落ち着いたようですが、また2013年に新法を作る必要があるそうです。だからこれからも要注意が必要らしいですよ。

今はやっとこれから相続関係のリターン等を作成するところまできているんですが、思うことは「トラストを作った、そこまではよいが、いざとなった時の費用は一体いくらかかるか？そしていざとなったら何をすればいいのか？」をトラスト作成時にチェックしなかったことが悔やまれます。
というのも多くの法律事務所はトラストを安く作成する代わりに、
後日高額のフィーを請求する、という形を取っています。
（カリフォルニアでは一時間300ドルくらいが相場）
ですから、これからトラストを作成されるのならこういう事もきちんと確認して弁護士を選んでください。

最後に今年やらなければならないこと：

１．エステートタックスリターン等、相続関係（対ＩＲＳ）
２．古いトラストの廃止
３．新しいトラスト作成
４．新トラストへの財産移行
５．新トラスト付随書類の完成（ウィルなど）
６．保険見直し
７．ファイナンシャルステートメント（個人）アップデート

っていうところです。

匿名希望子さん、レスをありがとうございます。経験者の方の意見を聞けるのは貴重です。

知り合いのトラスト経験も聞く限りでは、延々と弁護士にむしられ続けるような話になってますけど、無ければ無いでProbate や税で厄介なことになるし、Necessary Evilみたいなものでしょうか。

弁護士はトラスト設立費用だけでなく、実際のExecution/Administrationにも費用が掛かるということですね。今は図書館で借りてきた本を読みながら予備知識をつけているいますが、弁護士を選ぶ/相談する時は、できるだけ具体的に聞いてみようと思います。ありがとうございました。

州により法律が少しづつ違うのでそこも注意してくださいね。

私も今の弁護士さん（時間給で請求せず、○○はいくらというやり方の人）を見つけるまで大変でした。オリジナルのトラストを作った人はいわゆる「trust mills」のやり方で、安価で作る代わりに後々大変という人。二人目はAdministratio＋Litigationもできる人、その代わりに費用が高いという人。あと2件面接して、やっと今の人を見つけたんですが、正直努力した甲斐はありました。

弁護士さん、もしくはProbate courtはちょっとしたことで手数料がかかる仕組みになっているので、ホントしょうがないけどトラスト作るしか道がないんですね。

最後にですが、住宅ローンをリファイナンスする時、必ずといってローン会社はトラストから物件を出してリファイします。
ファイナンスのプロセスが終わった時点で必ず再度トラストに入れなおすことが必要となるので、注意してください。（カリフォルニア州での話）

私もカリフォルニア在住（北の方ですが）なので州法は同じはず。そろそろ弁護士探しも始める予定なので、助かります。ありがとうございます。

もうひとつの課題はLiability/Umbrella保険。失礼ですが、匿名希望子さんはUmbrellaはどちらの保険会社を使ってらっしゃいますか？補償額が一定レベルを超えると　Chubb, Chartis, ACE, もしくはFireman's Fundじゃなきゃ駄目だという人もいるので、今情報を集めている所です。差し支え無い辺りで、教えていただければ幸いです。失礼します。

私の師匠に一度聞いてみます。
私自身は今のところこのタイプの保険を持っていません。
これからは生命保険について、勉強するところです。トラストを別に作れば（これまた）相続税ゼロで譲れるらしいので。

少しリサーチしましたが、保険会社についてはお勧めを書けないのですがアイデアとしてプライマリーレジデンスのマーケットバリュー位の額のアンブレラがよい、とのことでした。ご参考になるでしょうか？

わざわざありがとうございます。お手数を掛けて申し訳ありません。匿名希望子さんを、ぜひ私の師匠にさせて下さい（不肖の弟子になりそうですが・・笑）。

>プライマリーレジデンスのマーケットバリュー位の額のアンブレラがよい、とのことでした。ご参考になるでしょうか？

なるほど、参考になります。ありがとうございました。それならば、今の保険会社でも済むかもしれません。

自宅以外の資産や将来収入なども全てアンブレラ保険で守るべきだと言う人達もいるんですが、それは個人の考え方色々あるのでしょうね。