バフェットの教訓

FI Planningにブログを載せて頂いているKayさんからお借りした本です。バフェットの息子の元妻という肩書きを持つMary Buffett が著者です。バフェットが語った事項を取り上げ、125の知恵としてまとめています。

バフェットの教訓

この本の中で私が一番印象に残った知恵は「幸せと金は別物である」です。この言葉はバフェットがお金持ちでも幸せになるとは限らないことをよく理解している証拠と言えます。さらに解説の中では大学生に「成功の定義とは何ですか?」と聞かれ、「愛されたいと望む相手から愛されることだ」と答えたエピソードが紹介されています。

その他に特に気に入った「知恵」をいくつかご紹介します。

  • 悪い人と良い取引はできない
  • トラブルから抜け出すよりもトラブルを避けるほうが簡単だ
  • 損をしたのと同じ方法で金を取り戻す必要はない

どれもバフェットならではの格言と言えます。

バフェットの言葉はどれもなるほどと思わせるものですが、書籍としては、あとちょっとだけ工夫があったら良かったと思います。言葉は違っても解説は同じことの繰り返しの部分があり、その点が少し残念です。できれば、もう少し取材や数字の紹介などで、同じ内容を違う言葉で著者から語って欲しかったところです。

それでも、投資の本質を理解するには難しい言葉は不要で、本書を読めば「なるほど」と思えるようになります。本質をズバリと語るバフェットの言葉を分かりやすく紹介している良書です。